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ジパングからショナールバングラ

ラルモニルハット

バングラデシュ北部の国境の町、ラルモニルハット
同じフィラリア対策の新隊員が赴任してきました。

今回、2日間にかけて新隊員のあいさつ回りに同行しました。
ラルモニルハット初上陸です!!



ロングプールという町から車で1時間くらいに位置していますが、
その途中の橋がやっかいで、車と汽車の共有になっていて
しかも1車線、かつボロボロ。
事故や故障が起こると大渋滞するそうです。
今、隣に新しい車専用の橋を建設中。

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ラルモニルハットは思っていたよりも田舎でした。
タクルガオのほうが都会かも。

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隊員の家からの眺め

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駅は立派でした



同期隊員のいる最北の町ポンチョゴル同様にラルモニルハットには
たくさんのチートモホル(飛び地)があり、
バングラデシュの中にインド領があります。

法律上そこに住む人々はインド人?ですが、
インドには行けません。
また、バングラデシュの行政が及ばないということで
学校、道路、電気、保健などで不利益を受けているといわれています。

今回、行った飛び地でも住民は電気がない、病院に行けないなど
様々な事を訴えていました。

その後、郡病院で飛び地について質問すると、
飛び地に住む人々も同じサービスを受けられるとの回答。
電気が無いのは飛び地だけではないとの事。
実際、去年のMDA(フィラリアの駆虫薬配布)も行われていて、
ケンドロ(予防接種所)もあるとの事。

想像ですが、飛び地に住む人々は教育や行政サービスで
たくさんの不利益を受けていると思います。
しかし、思い込みの部分も多少あるのではないかと思いました。

同様にインドの中にもたくさんのバングラデシュ領があるようです。


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飛び地に住むヤギと羊

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飛び地の境界。左がインド、右がバングラデシュ
もちろん国境はありません。

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